百年の恋が冷める瞬間って本当にあるんだな、と思いました。
百年の恋、だったかは分かりませんが、中学生の頃から想い続けて10年以上はわたしの心の真ん中に居座っていた人でした。
大学の時に告白して付き合って、手も繋がないまま振られたことで軽く精神を病んだのも、その後ずーっと長い間引きずっていたのも、今となっては懐かしいものです。
怨念のような未練のような執念の感情を抱いていることは自覚してました。ストーカーとかにはなってませんが、一生胸の中にトゲとなって刺さり続けることを覚悟していたくらいには、好きでした。
ただ、本日、その深く刺さっていた心のトゲが、ドン引きと共に抜けていったことは確かです。
きっかけは年に数回開くかな?というフェイスブック。
振られたあとに未練がましく友達になっていたのですが、久しぶりに開いて投稿を見たら「ワンマンライブ」「2ndシングル」の香ばしい文字が。
いや、1枚目のシングルを出したのは知ってました。振られたあとでしたけどその時はなんか、やりたい事をやってて楽しそうだなーと思ったんですが、いや、あの、2枚目のシングルも出してたの?と。そんなに音楽したかったの?嘘でしょ?と。
音楽活動をする人を偏見で見てるとかそういう事を言いたいわけじゃないんですが、友人がマルチにハマったかのようなしょっぱい感情しか浮かびませんでした。遠い世界に行ってしまったのね。その星でお元気で。というテンションです。
久しぶりに顔写真を見ても勘違いサブカル男にしか見えませんでした。何そのパーマとメガネ。何を目指してるの。
ドン引き以外の感情もなく終わった恋をゴミに出す決意をしたんですが、不意に開いてしまった大学時代の写真のページにはわたしの記憶の中の好きだった人が確かにいて、やり切れない後味の悪さも噛みしめました。
でも、ようやくこの恋は終わったのかと、すっきりした気分の方が大きいです。
ダメな恋に始末がついたから、いい恋が始まってくれると良いんですが。恋愛運上昇、待ってます。
という今日の日記は厄落としの心の吐き出しでした。あばよ元彼。
明日から頑張ります。